クレムリンは、中距離から近距離の戦闘で圧倒的な力を発揮するWorld of WarshipsのティアXソ連戦艦です。まさに前進し、砲火を耐え、15km以内で腹を見せた敵を粉砕するために設計された「装甲要塞」と言えるでしょう。ティアX屈指の膨大なHPを誇り、9門の457mm砲は30mm装甲を紙のように貫通します。適切に角度をつければ、その装甲は鉄壁の壁と化します。しかし、扱いを誤れば手痛いしっぺ返しを食らいます。後方で狙撃に徹するのではなく、その生存力を活かしてタイミングよく押し込み、マップを支配する立ち回りでこそ輝く艦艇です。Ohio(オハイオ)のような副砲特化やVermont(ヴァーモント)のような超長距離砲撃とは異なり、クレムリンは戦場に長く留まれば留まるほど、その脅威を増していきます。
主な特徴とステータス
戦場に赴く前に、クレムリンの基本性能を確認しておきましょう:
| パラメーター | 数値 (2026) |
|---|---|
| ティア | X |
| 国籍 | ソ連(U.S.S.R.) |
| 主砲 | 3連装3基 457 mm |
| 主砲装填時間 | 33 秒 |
| 主砲射程 | 約 19.5 km |
| 主砲AP弾ダメージ | 14,500 |
| 主砲HE弾ダメージ | 6,500 |
| HE弾火災発生率 | 47% |
| シグマ値 | 1.7 |
| 最大散布界 | 238 – 255 m |
| HP | 約 113,750 |
| 水雷防御 | 53% |
| 装甲 | 重装甲、強化仕様 |
| 甲板装甲 | 厚い |
| 隠密性(海面発見距離) | 13.4 km(同ティア最高クラス) | 対空火力 | 強化されているが、最強ではない |
| 副砲 | 連装8基 130 mm |
| 副砲射程 | 約 7.7 – 10.2 km |
| 最大速力 | 29.5 – 31 ノット |
| 旋回半径 | 約 1090 m |
| 転舵時間 | 約 16.3 秒 |
| 応急工作班 | 使用回数制限あり(5回)、準備時間が短い |
| 修理班 | 標準的 |
これらのステータスにより、ポジショニングさえ間違えなければ、他の戦艦なら沈むような攻撃も耐え抜く「化け物」となります。
クレムリンの強み
- 艦首を向けた時の不沈性: 敵に艦首を向けていれば、突破するのは至難の業です。艦首装甲と配置された防楯がAP弾を弾き返し、過貫通か跳弾に抑え込みます。
- 膨大なHP: 113,750というHPにより、序盤から強気にダメージ交換を仕掛けられます。持久戦で相手を上回るバッファがあります。
- 高性能な応急工作班: 使用回数は5回と限られていますが、準備時間が非常に短いです。火災や浸水が重なる前に素早く対処でき、修理班だけに頼らない生存を可能にします。
- 近距離でのレーザー精度: ソ連戦艦特有の散布界により、10km以内では驚異的な精度を誇ります。腹を見せた巡洋艦は一瞬で消え、角度をつけた戦艦ですら艦首からバイタルを抜かれます。
- 30mm装甲粉砕: 457mm砲は巡洋艦の艦首や多くの戦艦の装甲を無視します。角度をつけても無駄です。
- 巨体に似合わぬ隠密性: この巨体で最良13.4kmの被発見距離。隠密を活かした配置転換や、側面からの奇襲が可能です。
- 高い水雷防御: 53%のダメージ軽減により、他の艦なら致命傷になる魚雷攻撃も耐え凌げます。
- 優秀な砲塔旋回: 旋回速度が速く、アップグレードで補強しなくても動く目標を追尾できます。
- 粘り強い対空: アップデートにより対空機銃が破壊されにくくなりました。空母を完全に防ぐことはできませんが、以前よりも長く対空能力を維持できます。
クレムリンの弱み
- 遠距離での散布界: 12-15kmを超えると精度が急激に悪化します。OhioやVermontに遠距離から一方的に撃たれる展開は苦手です。
- 器用貧乏な側面: 純粋なスナイパーでも副砲特化でもありません。その真価を引き出すには慣れが必要です。
- 対空の限界: 改善されたとはいえ、空母の波状攻撃を受ければ削られます。単独で空母を完封することは不可能です。
- 低い機動力: 29-31ノットの速力と巨大な旋回半径により、一度決めた進路の変更は困難です。押し時を間違えると、撤退はほぼ不可能です。
- 応急工作班の枯渇: 火災や浸水を連発されると、5回の使用回数はすぐに尽きます。準備時間は短いですが、無限ではありません。
- 射程の罠: 得意距離以外ではライバルに劣ります。引き撃ちを得意とする艦艇に、接近するまで一方的に削られるリスクがあります。
- 高い要求スキル: 初心者が使うとポジショニングミスで即沈します。消極的なプレイは通用せず、計算された攻撃性が必要です。
クレムリンの立ち回り 2025:戦術ガイド
- 12-15km圏内を維持せよ: まずはこの距離から。駆逐艦や巡洋艦を威圧しつつ、魚雷を回避できる距離です。側面が崩れたら一気に押し込みましょう。
- 適切な角度維持: 脅威に対して艦首を向けます。20-30度の角度をつければ、全主砲を使いつつAP弾を弾けます。腹を見せればバイタル貫通の餌食です。
- 10km以内の殺戮: 敵が混乱している、あるいは数で勝っているなら突撃しましょう。主砲が敵の側面を消し飛ばします。
- 応急工作班は計画的に: 火災1つで使わず、重なるまで待ちましょう。準備時間が短いのでサイクルを回せますが、無駄打ちは厳禁です。
- 隠密性を利用した配置転換: 13.4kmの隠密を活かして、敵の意表を突く位置へ移動したり、ピンチの際に姿を消したりしましょう。
- 修理班の使い所: 3万ダメージ以上の大きな削りに対して使いましょう。小ダメージは膨大なHPで受け流します。
- 常に加減速: 直進は魚雷の的です。速度を変え、細かく転舵して狙いを絞らせないようにしましょう。
- 優先順位の決定: まずは味方の駆逐艦を狙う敵を排除します。その後、腹を見せた巡洋艦や戦艦を狙いましょう。
- プッシュの起点: その巨体でヘイトを集め、味方を自由にさせましょう。ただし孤立は厳禁です。
クレムリン 攻略:推奨アップグレードと艦長スキル
推奨アップグレード(モジュール)
| スロット | 推奨モジュール | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 主兵装改良 1 | 主砲の無力化を防ぐ |
| 2 | 損害制御システム改良 1 | 火災・浸水発生率を抑える |
| 3 | 射撃システム改良 1 | 散布界をわずかに改善 |
| 4 | 損害制御システム改良 2 | 火災・浸水の継続時間を大幅短縮 |
| 5 | 隠蔽システム改良 1 | 隠密性の長所を最大化 |
| 6 | 主砲改良 3 | 装填時間を短縮し火力を向上 |
| (固有) | クレムリン固有アップグレード | 状況次第。耐久性は上がるが主砲性能が下がるため慎重に |
固有アップグレードは一長一短です。ダメージを稼ぐなら主砲装填(主砲改良3)の方が安定します。
推奨艦長スキル
必須スキル(優先順位順):
- 火災予防: 同時火災数を3つに制限。ヘイトを集めるクレムリンには必須です。
- 隠蔽処理: 13.4kmの隠密を確定させます。
- アドレナリン・ラッシュ: HPが減るほど装填が速くなります。高HPのクレムリンと相性抜群です。
- 生存の基礎: 火災・浸水の復旧を早めます。
- 管理: 修理班の使用回数を増やし、継戦能力を高めます。
- 緊急修理専門家: 修理班の回復量を強化します。
- 予防整備: 主砲などのモジュール破損を防ぎます。
状況に応じたスキル:
- ソ連特別艦長スキル(クズネツォフなど): 瀕死時に一度だけ自動回復と性能強化が発動します。逆転の切り札になるため、持っていれば必ず採用しましょう。
- 歯車のグリスアップ: 砲塔旋回をさらに速めたい場合に。
- 優先ターゲット: 狙っている敵の数を確認し、押し引きの判断材料にします。
「一度きりの復活」が試合をひっくり返します。
クレムリン vs Ohio vs Vermont
これら3隻のティアX巨獣を比較してみましょう:
| 特徴 | クレムリン | Ohio | Vermont |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 9門 × 457 mm | 8門 × 457 mm | 12門 × 457 mm |
| 装填時間 | 33 秒 | 30 秒 | 40 秒 |
| 斉射重量 | 中 | 低 | 高 |
| 装甲 | 極めて優秀(艦首) | 良好 | 良好 |
| HP | 非常に高い | 高い | 高い |
| 応急工作班準備 | 速い | 標準 | 標準 |
| 修理班 | 標準 | 強化型 | 強化型 |
| 副砲 | そこそこ | 強力 | 弱い |
| 対空火力 | 強化型 | 良好 | 良好 |
| 隠密性 | 同ティア最高 | 良好 | 平均的 |
| プレイスタイル | 攻撃的、タンク | 副砲/近接戦 | 遠距離スナイパー |
| 機動力 | 平均的 | 良好 | 低い |
クレムリンは艦首タンクと中距離の押し込みで無類の強さを誇ります。エリアを奪い、敵より長く生き残りましょう。
Ohioは修理班の回転と副砲で柔軟に戦えます。近距離で牙を剥く「スーパー・モンタナ」のような存在です。
Vermontはマップのどこからでも敵を消し飛ばす斉射火力を持ちますが、鈍足ゆえに配置転換が困難です。
クレムリンはタイミングを見計らった突撃、Ohioは乱戦、Vermontは忍耐強い砲撃戦に賭ける艦艇です。
Sibir(シビル):副砲特化の代替案
Sibirはソ連ティアXのもう一つの形です。クレムリンの兄弟分でありながら、副砲と特殊な「戦術指示」ギミックを備えています。主砲は同じ457mmですが、副砲を命中させることで主砲の散布界を33秒間20%改善できます。近づくほど精度が上がる仕組みです。
大きな違いは修理班です。100秒かけて毎秒682 HPを回復する持続型です。瞬間的な回復量は少ないですが、絶え間ない回復がダメージ交換で有利に働きます。
Sibirのスペック:
| パラメーター | 数値 |
|---|---|
| HP | 108,300 |
| 装甲(外板) | 32 mm |
| 水雷防御 | 46% |
| 主砲 | 3連装3基 457 mm |
| 射程 | 19.5 km |
| HE弾ダメージ | 6,500 |
| AP弾ダメージ | 14,500 |
| 装填時間 | 33 秒 |
| 副砲 | 連装8基 130 mm |
| 副砲射程 | 7.7 km |
| 対空火力 | 多数の銃座 |
| 最大速力 | 29.5 ノット |
| 海面発見距離 | 16.5 km |
| 消耗品 | 応急工作班、持続型修理班 |
弱点:甲板が薄く、遠距離からの砲撃に弱いです。素早く接近しなければ命はありません。
クレムリンではなくSibirを選ぶ理由: 副砲による混沌とした近接戦を楽しみたい場合です。ギミックと修理班で強引な突破が可能ですが、クレムリンほどの汎用性はありません。
コミュニティの評価とヒント
- クレムリンの評価は分かれます。狙撃も格闘も中途半端だと感じる人もいれば、その耐久力と近距離火力を活かして戦場を支配する人もいます。
- 実際の戦場での真実:彼女は生存時間に比例して強くなります
- ソ連艦長スキルはもはやチート級です。敵が「仕留めた」と思った瞬間に復活し、反撃で敵を粉砕します。
- ランダム戦での柔軟性は随一です。状況に応じて狙撃と突撃を使い分けましょう。
- 対空の仕様変更により、以前よりは対空ビルドの価値が上がりました。それでも空母には注意が必要です。
- 3v3や4v4、ランク戦の終盤で真価を発揮します。耐久力と精度の両立は少人数戦で最強です。
- 初心者の罠:慎重になりすぎること。計算された突撃こそが勝利を呼び込みます。消極的なプレイは宝の持ち腐れです。
勝利のための実践的アドバイス
- 常に最大の脅威に艦首を向けろ。側面を見せたら終わりだ。
- 応急工作班は火災が重なる直前に。準備時間は短いが、使い所は見極めろ。
- 敵の注意が逸れた隙に押し込め。その巨体でヘイトを吸い、近距離で圧倒せよ。
- 絶対に腹を見せるな。3万ダメージのバイタル貫通を食らってまで引き撃ちする価値はない。
- 隠密性を活かした奇襲を。姿を消して配置を変え、新鮮な驚き(と砲弾)を届けろ。
- チームの脅威を優先して排除せよ。見つかった駆逐艦やレーダー巡洋艦を真っ先に叩け。
- 修理班は大ダメージを受けた後に。小ダメージはHPの多さで耐えろ。
- 敵のミスを待て。クレムリンの生存力は、敵の焦りとミスを誘発する。
- 試合を長期戦で考えろ。15分経過しても生き残っていれば、君が戦場を支配する最大の脅威となっているはずだ。








